1. HOME
  2. Diary
  3. 5週間経過報告
Diary

5週間経過報告

Diary

15

日数:35日

 

歩行距離:154km

総歩行距離:818km

サンティアゴ・デ・コンポステーラまで:0km

 

 

地図

 

■身体編

・足のむくみがなくなったのか、足が小さくなった気がする

・足が小さくなったので、靴の中で足が動くようになり、今さら巨大なマメができる

・日差しが弱まったので、日焼けが落ち着いてきた

・南京虫被害も落ち着いてきた

 

■感情編

・ビーバーも感情を表すようになったので、つられて私も表現しそうになる

・でも、それにつられて表したらケンカになるので表さない

・負の感情を表現できるくらいお互い近い存在になった証拠かなと思う

・巡礼後の心の準備をし始める

 

■精神編

・絶賛マリアの心継続中

・時々、くじけそうになる

・歩きながら自問自答してマリアの心を取り戻す

 

■その他

・毎日飲んでいる

・自分のタバコを買い、普通に吸っている

・語学力が伸びた

 


今週は、無事、ゴール地点のサンティアゴ・デ・コンポステーラに到着。

 

歩き始めた頃は、サンティアゴに到着することなんて想像もできないくらい、

遠い存在だったけど、毎日少しずつ歩いたら、ゴールできた。

 

 

 

今まで、長期で旅をしていると話すと、いろいろな人に、

 

 

 

「すごいね」

 

 

 

って、言われた。

 

でも、実際旅している私からすると、貴重な体験をしている実感は薄れてきて、

旅が日常になってくると、

 

 

 

「別にたいしたことはしていない」

 

 

 

という感覚になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自由になる時間とお金と好奇心があれば、

誰でもいつでもできると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやって旅するかは人それぞれで「すごいね」と言いたくなるような、

魅力的な旅や刺激的な旅をしている人はたくさんいるけど、

 

 

 

旅をしていること自体は、決して”すごい”ことではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全部で40ヶ国行きました」

 

 

 

 

 

 

 

 

と、国の数を競うような、くだらない自慢話は聞きたくない。

 

 

 

なんて、思っていた私ですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「30日以上かけて、800km歩きました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、今は自慢したいw

 

 

 

それくらい、しんどくて大変だったけど、

達成感(まだ、残り数日あるけど)があった。

 

 

 

富士山登頂とか、マラソンとかと同じ感覚だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「夜行で行ったら、1日で行ける距離だよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

とか言われても、全然へこたれないくらい自慢です!

※巡礼後たいぶ経っているけど、未だにこっそり自慢している

 

 

 

それくらい、貴重で愛おしい体験だったのです。

 

もちろん、巡礼路に対する愛だけでなく、ビーバーやハーフムーン、

出会った友だち、街の人、スタッフ、景色、太陽、動物、、、

 

 

 

すべて含めて 愛おしいCaminoなのです。

 

 

 

Caminoは私の自慢の思い出となったのでした。

まだ、数日あるけど。

 

 


 

巡礼最終週は、spiritual weekと、さよならweekです!

 

 

また、思い出し悲しみになりそう、、、。

 

 

でも、もう笑い話として書きますので、笑ってください!