Prologue
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼とは？
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼について簡単に説明します。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼とは、
スペイン語でCamino de Santiago（カミーノ・デ・サンティアゴ）。
キリスト教の三大聖地の一つであるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路のことを指す。
※他2つはエルサレムとローマ
サンティアゴとはスペイン語で聖ヤコブのこと。
ヨーロッパ各地からヤコブが眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラへ、
世界各国から年間10万人の人々が巡礼する。
いくつもの巡礼路があるが、今回私が歩いた道は一番有名で代表的な
「フランスの道-camino de frances」
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからコンポステーラまでの約800kmの道のり。
巡礼のシンボルはホタテ貝。
巡礼路にルートを示すホタテ貝がたくさんある。
そして、巡礼者はバッグにホタテ貝を付けて歩く。
一定の距離を歩くと巡礼証明書（コンポステーラ）を発行してもらえる。
徒歩、馬の場合は100km以上、自転車は200km以上。
ちなみにこの巡礼証明書は免罪符の一種と言われていた。
巡礼の日程は約40日とされ、ガイドブックやネットにモデルルートが掲載されている。
巡礼に必要なのはクレデンシャルと呼ばれる巡礼手帳。
これを持っていると巡礼者とみなされ、巡礼者専用の宿に泊る事ができる。
※クレデンシャルは各スタート地点の巡礼事務所で手に入れる。
以上、ざっくりとした巡礼の説明でした。
詳しく知りたい方は、